あるいは、ネタでいっぱいの子育て

パパ目線の子育てブログ 2015年生まれの娘で、現在1人っ子です。

川島教授は脳を鍛えすぎたようだ

昨日の日記で紹介した『脳を鍛える大人のDSトレーニング』。

このゲームを監修し、自らキャラクターとしてゲーム内に登場する川島隆太教授(東北大学

が、なんと、24億円の印税の受け取りを拒否したと発表し、話題になっています。

受け取りを拒否した理由は「仕事が好きだから」だそうです。

情報ソース

GAME SPOT JAPAN

痛いニュース(ノ∀`)

いやーすごいな。

某匿名掲示板なんかでは、「まさに人としての鏡」「どんだけ出来た人間なんだよ」とほめる人もいる一方、逆に「ただの自己満足じゃねぇか」「ただのアホじゃん」と皮肉を言う人もいました。

でもまぁ、どちらの意見も分かるかな。

自分の稼いだ金なんだから他人にとやかく言われる筋合いはないだろうけど、24億円受け取り拒否っていうのはそれだけ人に違和感を覚えさせる行動だからね。

人間は、本能的に自分の常識が通じない人を排斥したくなりますから。

僕も、「24億円、いりませんよ」と言えたらいいな。

2億4千万円でも無理だしな

2万4千円でも厳しい。

240円ならまだしも、いや、どうだろ。

24円なら、言っちゃうね。大声で言っちゃうね。世界の中心で叫んじゃうね。

コンビニで、おつりが24円だったときに、大声で「今から募金しますよ!」って言いながら募金するね。

そんでその体験を元に小説を書いちゃうね。


『世界の中心で24円いらないと叫ぶ』

作 たはたこうさく

コンビニで、主人公が買い物をしている。

財布を見たら、あとちょうど76円足りない。

レジで叫ぶ。「助けてください!!!助けてください!!!!誰か!!助けて!!」

そこで、たまたま通りすがったロバート・デニーロが、横からすっと100円を差し出す。

「あ、ありがとうございます! おつりをどうぞ」

と主人公は24円を差し出すが、デニーロがこう言う。

「24円ハ、イリマセン」

立ち去るデニーロ。その潔い姿に感動した主人公は、なぜか唐突に世界の中心に行きたくなる。

でも、世界の中心がよくわからず、まぁ日本の中心は、東経135度と北緯35度が交差する西脇市だと言われているので、とりあえず西脇市の『日本へそ公園』という世界一珍妙な名前の公園で、叫ぶ。

「24円ハ、イリマセン!!!」

もちろん、デニーロの口まねで。


おーこりゃ、名作だ。

あと、ガンを発病したヒロインとかを加えたら盤石だな。

まずは携帯小説として、女子高生のハート奪って、

次に、角川春樹に相談して、コミック化して、映画化して、最終的にハリウッドリメイク。

おぉすげぇなぁ。めっちゃ儲かっちゃいそうだな。

24億円くらい軽く儲かっちゃいそうだな。

あーっ!!!

どうしよう、儲かったら困る。

もし、このブログも誰かに保存されて、

「24億円、いりませんよ」と言えたらいいな。

っていう発言が公の場に明らかになったら、

世間が、僕が24億円を受け取るかどうかに注目してしまう。

そんな空気だったら、思わずつい、「24億円は、いりませんよ」って答えてしまうかもしれない。すぐ、かっこつけたくなるからな僕。

あーでも、やだ。24億円欲しい。金欲しい。WIIFIT欲しい。

うんやっぱりやめよう。24億円欲しいから、おつりの24円は募金しないでおこう。

あれ?そしたら小説が書けないよね。

あーっ!!!

しまった! そしたら、募金の体験から小説書けないから、結果的に24億円稼げないよ。

えっと、整理するとこうだな。


コンビニで24円募金する。→小説を書く。→24億円稼ぐ。→24億円受け取れない。

コンビニで24円募金しない。→小説ができない。→24億円稼げない→。24億円受け取れない。


ということはつまり、僕には24億円はどうやっても受け取れないということだな。ハァ。