胎教の恐怖
後少しで8ヶ月目、妊娠28週目に入るわけですが、いよいよ脳が発達して、耳や目も動き出すわけです。
ということで、やっぱり胎教です。まぁ非科学的かもしれませんが、胎内記憶を持ってる子もいるわけで、やっぱり大事かなぁと思うわけです。
ということで、今回の日記は我が家の胎教状況をお伝えしていこうと思います。
1、胎児ネームはキラキラネームという恐怖
みなさん胎児ネームってご存じですか?胎児ネームというのは、おなかの中の赤ちゃんに呼びかけるときに使う仮の名前です。
まだ確定していませんが、ほぼ女の子っぽい感じでお医者さんからは言われています。
名前はまだ決めれていませんので、とりあえず仮の名前をつけてるわけですが、その名前が小羽になりました。
いやはや、私の旧知の方はご存じかと思いますが、我が大学生時代に書いた小説、処女作(無意味に三部作でした)に登場する女の子の名前でありまして・・・・・・
周りからはキラキラネームだと言われ、未だに飲み会の際にはいじられるネタになっていますが、嫁も散々いじるわけですよ。
それで冗談めかして嫁が使っていたら、愛着がわいてきたので、そのまま使うことに。
個人的にはそのまま小羽を正式な名前でもいいのではないかと思うのですが、嫁が断固反対していますので、本名は別になります。
ただ、ブログでは本名は明かしませんので(子供にこんなクソブログを見られたら死ぬ)、これからブログでは子供のことを小羽と呼ぶことにします。
2、夜のパパになってしまうんじゃないかという恐怖
ようやく本題の胎教の話ですが、いま必死に話しかけています。朝起きたら声をかけ、帰ってきたら声をかけ、ご飯を食べたら声をかけ、お風呂に入ったら声をかけ、寝る前にも声をかけてます。
内容は特に考えてないです。とにかくパパの存在をアピールすることに全力を尽くしています。
なぜこんなにもがんばっているのか。それは僕にはライバルがいるからです。
そのライバルは嫁の職場のおっさんです。
嫁の職場にかなりおしゃべりなおっさんがいるらしく、仕事中に四六時中、べらべら話しかけてくるらしいのです。
嫁は業務に集中できないので、そのおっさんのことを嫌っていて、極力無視するようですが、それでもめげずに話しかけてくるらしいのです。
嫁からそういう話を聞いて、なんだうっとうしいおっさんがいるなという風なことしか思っていなかったのですが、ふとあることに気づいたのです。
そんだけ、話しかけてくるということは、小羽もそのおっさんの声をよくよく聞いているということで、お父さんの声だと錯覚してしまうかもしれない!
一方、僕は平日は夜にしか話しかけられないので、小羽の仲で昼のパパと夜のパパの二人存在している可能性がある。
生まれたときに、あれ?これ夜のパパじゃん。昼のパパはどこ?みたいなことになりかねない。
ということで、昼のパパの存在におびえつつ、必死に声かけをしている最中なのです。
3、オカマ声の恐怖
胎教のことをネットで調べると、胎児はまだ高い音しか聞き取れないので、なるべく高い声で話しかけてくださいね、みたいなことが書いてあるのですが、
たしかにうちの小羽も、僕が地声で話しかけても反応してくれないのですが、甲高い声で話しかけると、胎動で反応してくれたりします。
高ければ高いほど、反応がよいようで、今はオペラ歌手のようにビブラートを効かせながら話しかけてます。
が、これも結構悩み事なんです。
生まれたときに、あれ、この低い声はだれ?知らない。高い声の私のパパはどこ?
みたいなことにならないかと。
世のパパさんはそこら辺の矛盾をどう乗り越えているんだろうか。
ちなみに嫁は、ことあるごとに小羽に言いつけています。
これパパの地声と違うからねー。ほんとはもっとドブのような声だからねー。
おのれ、嫁め。
4、互いに言いつけあう恐怖
少し言いつけの話がでてきましたが、そうなんです、今ことあるごとに、小羽に密告するという不毛なことを夫婦でしています。
生まれてきたときに、どちらが小羽を大切に思っているか、小羽から愛してもらうために、今は相手をおとしめることによって自分を優位に立たせようとしています。
先に仕掛けてきたのは嫁なのです。
あっ今、おならしたのはパパだよー。
とか
驚かせてごめんねー。パパが物を落としたからだよー。
事実ならまだしも、
あっ、パパが小声で、小羽のことの悪口言ってたよー
とか、明らかな嘘を交えてくるのでタチが悪いのです。
こうなれば、僕も自衛のために攻撃を仕掛けるほかありません。
今、パパのことを豚ってののしってたよー。感じ悪いねー。
とか
ママが今、エコー写真を見て小羽のことを太ってるって言ってたよー。ひどいねー。
とか、ゲシュタボもびっくりするほどの諜報・密告合戦になっています。
えぇ、不毛です。分かっています。
でも、もう後には引けないのです。
あとは、小羽が両親ともに人間性だめだなと思わないことを祈るのみです。